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すぐに現場に落とし込めるものではないのですが、客観的な目線で議論していて、役に立つ科目です。
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販売営業・カスタマーサポート・マーケティング
販売活動についての大きな戦略を立てる基本の科目です。
商品の機能だけでなく、その人の人生にとっての価値を伝える技法を学びます。
従来のマーケティングの方法を覆すような内容もありますが、 ハイブランドがどう売られているのかなど、高等技術としてのマーケティングになります。
対人コミュニケーションの技術
人とどのようにして議論の着地を得るのか、その方法を学びます。
商談のまとめ方を考えたり、相手に上手に自分の提案の価値を理解してもらう等、交渉ごとを上手に進める技術なのでおススメです。
財務経理
まずは基本の財務諸表からスタートしましょう。
財務諸表が読めるようになること、それぞれの数字が意味していることを理解できるようになることが経理パーソンとしての第一歩です。
財務会計は、財務諸表が読める・理解できるようになるものですが、管理会計は、財務データを使って企業の状態を改善するための技術です。
現場の管理の仕方や、予算で会社を統制するための方法は管理会計にあります。
ただ、管理会計は科目として難しいので、管理会計・基礎の基礎から学ぶと、基本がよく分かっていいかもしれません。
企業内でお金をうまく回すための基礎知識です。
企業が大きいお金をどう調達して、何に使い、どう回していくか?を学びます。
財務会計や管理会計は、製造部門でどうコスト管理するか?など現場レベルに寄った知識であるのに対して、コーポレートファイナンスはそれよりも会社の上層部のレベルの知識になります。
会社というのはお金を出した人のものです。
お金を出した人たちに対して、責任のある経営をしなければなりません。
会社のお金を預かる人は、預かったお金をどう使わなければならないのか?を押さえておきましょう。
経営企画、戦略、総務
会社としての大きな方針を立てるための学問です。
会社のあるべき姿を描き、そこにたどり着くための方法を学びます。
経営企画は会社としての未来を拓いていくために、単に内部を厳しく管理するだけでなく、新しい事業の企画・発想ができることが求められます。
世の人はそれをイノベーションと呼びます。
イノベーションを実現するための決定版理論がエフェクチュエーションで、今日の経営企画の人材には大変重要な知識として求められています。
会社はだれのためのもので、会社はどう統制されるべきなのかを知るための学問です。
人事
人を育てるための基本理論
組織の中での人の行動を科学する理論
人は組織の中でどうモチベーションを保ち、どのように学び、どういうふうに人と協働していくのか。これを学ぶことで、人のモチベーションの高め方や協働できる組織の作り方が理解できるようになります。
人事に関してはどんどん新しい知識や概念が生まれています。タレントマネジメントや越境学習などの新しい人事の概念を学んで、新しい仕組みを導入していきましょう。
日本企業は世界の中でもかなり特殊な雇用体系や人と組織の関わり合いを結んでいます。
私たちの産業社会がどのように特殊かを理解することで、日本固有の事情を踏まえて人の雇用の仕組みをつくることができます。その特殊性の功罪両面を学んでおきましょう。
製造オペレーション
製造現場をどのように効率的に編成するのか。そこから視野を広げてサプライチェーン全体をどうやって効率的に整えるのか。製造現場の管理のための知識がひとまとまりになっている学問です。製造部門を担っている方は、どうやって製造現場を管理・改善していったらいいのか、ここから始めましょう。
ものづくりの強さや技術をどのように収益に変えればいいのか、その基本がMOTです。
製造現場や物流の現場では、平均や分散などの知識を正しく使えることが大前提になってきます。数字を理解するために、統計的な処理や数字の認識を正しく理解できていると、製造に関する問題は色々と解決しやすくなります。
イノベーションマネジメントは幅広いのですが、上智大学の小坂先生のイノベーションマネジメントは、ものづくりの企業がどのようにして課題を解決し、新しい商品を生み出していけばいいのか、そういった製造現場発の知識を沢山知ることができます。製造現場の革新を実現するために学んでみましょう。
研究開発・エンジニアリング
商品・サービスをどういう風にデザインすればいいのか、お客様にとって使いやすいデザインにするにはどうすればいいのか、デザイン思考という手法は、お客様が求めているものを形にするための重要な知識です。英語科目ですが、頑張って勉強してみましょう。
研究開発は常にプロジェクト仕事になるため、予算を管理し、期限内に成果を出すというプロジェクトマネジメントの知識があると、研究開発・エンジニアリングにとても役立ちます。
総合事務・貿易
人とのコミュニケーションを円滑にする方法を学びます。
組織の中でどう協働していくのかを学びます。
総合事務では、内部での会議などで、皆さんの理解を得ながら、説明したり説得したりすることが必要になります。プレゼンテーションの技術は学んでおいて損はないでしょう。
管理職
組織のミドルマネージャー以上になると、それぞれの部門において、どの方向に向かえばいいのか、組織のあるべき姿を描き、そのための大きな方針を立てて、それを具体的な行動計画に落とし込み、その方向に人を動かす必要が出てきます。そうした管理職の基本技術、それが経営戦略論です。
日本の年功序列や終身雇用などの仕組みは、本当に日本に残存しているのか?
残存しているとしたら、いまどういう形になっているのか?
日本の企業の特殊性と、良い面悪い面を理解することで、これからの自社をどう変えていけばいいのか、もしくは維持すればいいのかを考え、上手なマネジメントを目指しましょう。
「はじめての」とついていますが、中川より愛を込めて、マネージャーに上がった方には、一通りマネジメントの基本を押さえるために、経営学の基本を学んでいただけたらと考えています。経営というのは全体感を持つことが大切であり、「はじめての経営学」はそれぞれの各論に進む前に全体感を培っていただくための講義になっています。ぜひ初心にかえって、「はじめての経営学」を学んでみてください。
ミドルマネージャー以上の方は、仕事の半分以上が、他人を説得する仕事になると言われています。上手に人の心を動かせるようなプレゼンテーションができるかどうかは、マネージャーの基本技術なので、どういう風に説明すれば人を説得できるのか、プレゼンテーションの技法を学んでください。
新規事業・起業
新規事業を起こして、それを大きな事業に育てるための、ひとまとまりの知識を学びます。
新規事業にチャレンジするときは、まずはここから学んでいきましょう。
新規事業は結局、商品・サービスが良ければ売れます。
お客様が求めている商品をデザインするためのデザイン思考を身につけましょう。アントレプレナーシップの支えになる知識でもあります。
成功する起業家の行動様式を科学にしたものです。
ぜひしっかり学ぶようにしましょう。
新規事業を作るときは、ゼロからビジネスモデルを作らなければなりません。
全くなにもないところからビジネスモデルを作る方法を井上先生から一通り学びましょう。