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ビジネスパーソンのための基礎統計学(清水剛・東京大学)

開講時期:2022年10月~2022年11月

講師プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科教授、博士(経済学)。東京大学講師、准教授を経て現職。専門は経営学、経営史学、法と経済学で、とりわけ企業システムおよび企業経営と法制度の相互作用に関する研究を行う。著書に『感染症と経営―戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか』(中央経済社, 2021年)他。

清水先生の詳しいプロフィール

科目概要

この講義では、ビジネスパーソンに必要とされるデータの扱い方の基礎を学びます。データサイエンスや統計に対する注目が高まる一方で、統計に対する苦手意識があったり、あるいは統計というものをどのように使っていくのか悩んでいる方も多いかと思います。この講義はそのような方々を主たる対象として、データから何かを明らかにし、そこから次のステップに進んで行くことを目的として、データをいかに扱うか、そこに統計という道具がどう役に立つかを学んでいきます。

オンデマンド講義動画

統計って何?

「統計は苦手」という理由
そもそも統計って何?
統計というブラックボックス?
統計=道具箱

道具箱の中身―記述統計と推測統計

統計嫌いのワケ
「確率・統計」という罠
推測統計が必要な理由
全数調査とサンプル調査

記述統計(1):平均

平均に騙される場合
平均値と中央値
そもそも、平均を取っていいの?―尺度の問題
じゃあ、どうすればいいの? ヒストグラム・度数分布

記述統計(2):散らばりの量

80点はどの程度「えらい」のか?
散らばりの認識
分散と標準偏差
偏差値って結局何なの?

記述統計(3):相関とちょっとだけ回帰

相関関係って聞いたことある、けど…
相関関係の程度ー相関係数
相関係数の計算方法
相関係数の見方
回帰って何?

記述統計(4):クロス表

結局はクロス表の方が良く使う
クロス表の見方
納豆は好きですか?―関連係数の考え方
「ズレ」を測定する
とりあえず、クロス表を作ってみる

推測統計の世界(1)

とはいえ推測統計は必要なのです
サンプルと母集団
サンプルから母集団について推測する??
確率的なブレ自体は分からないけど…

推測統計の世界(2)

回帰分析って結局何をしているの?
回帰分析をすると何が分かるの?
回帰分析の結果の見方
母集団においてゼロかもしれない確率?

​ライブ講義

データとの付き合い方
データ時代の、データとの付き合い方

データを取る方法
データ、どうやって集めればいいの?

サンプリングのやり方
データ分析の勝負どころ!サンプリング

「データサイエンスなんて分からない」と思う人のためのデータの読み方

オフィスアワー

 

さらなるアウトプットをしたい方へ

アドバンスドなチャレンジをしたい方向けに、特別な問題を用意しています。
学長からフィードバックいたしますので、ぜひ挑戦してみてください。
あわせて学長との面談を活用して、疑問質問など追加の質問もしてみてください!

▶アドバンスト問題はこちら

参考テキスト

参考書・テキスト、参考資料リンクなど(準備中)

その他の連絡事項

清水先生のプロフィールサイト

最近の著書「感染症と経営:戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか」

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