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マネジメントオブテクノロジー(高田仁・九州大学)

開講時期:2024年5月~2024年6月

講師プロフィール

九州大学大学院経済学研究院産業マネジメント専攻(九州大学ビジネス・スクール;QBS)教授
専門領域は技術商業化とアントレプレナーシップ。大手メーカー、コンサルタント、技術移転機関の取締役を経て現職。九州大学のアントレプレナーシップ・センター(QERC)も兼務。企業の新規事業開発やVC投資委員会のアドバイザーなど多数。RTTP(Registered Tech-Transfer Professional;国際・認定技術移転プロフェッショナル)。

高田先生の詳しいプロフィール

科目概要

MOTとは、技術的価値を経済的価値に転換する経営マネジメントに必要な知識と理論の体系です。長らく日本企業は、高いものづくり力によって国際的な競争力を維持してきました。しかしながら、VUCA時代と呼ばれる近年では、個別の技術に磨きをかけるだけでは事業成長を果たすことが困難です。この講義では、技術に立脚した企業や事業の競争優位の源泉を読み解きながら、MOTに関する基本的な知識や理論を学びます。

オンデマンド講義動画

MOT(マネジメント・オブ・テクノロジー)とは?
文系が理系を理解する、理系が文系を理解するための科目

ものづくりのアーキテクチャー
ものづくりを戦略に繋げるための基本発想

コア技術戦略
会社としてコア技術を確立することの大切さ

知的財産戦略
知的財産はどう管理すべきか

イノベーション
技術管理の観点からのイノベーションの理論と方法

組織構造と組織プロセス
技術に応じた組織構造とプロセスのデザイン

事業システムと価値創造
技術、製品・サービスを、売上・利益につなげるための仕組みづくり

新規事業創造とアントレプレナーシップ
新技術を商業化するための技法と精神

※動画には受講生限定のメンバーエリアからアクセスできます。

​ライブ講義

2024年の授業

1. ケーススタディ:コア技術から製品、ビジネスモデルへの発展(コダック)

5/14(火) 20:00-21:00

2. ケーススタディ:ものづくり中小企業の『コト』づくり(オオクマ電子)

5/28(火) 20:00-21:00

3. ケーススタディ:レイヤー構造で価値創造の戦略ポイントを読み解く

6/05(水) 20:00-21:00

4.価値創造における個人の内面の重要性

6/19(水) 20:00-21:00

2023年の授業

ケーススタディ:コア技術戦略(3M)


やさビ初の九州エリアからの傘下は、九州大学ビジネススクールの名物教師・高田仁先生です!MOTは、エンジニアのための経営学であり、文系職が技術を理解する目を養うためのすべ。それは、開いたことの無かった、もう半分の世界への扉。文系職のあなたも、理系職のあなたも、技術をちゃんと経営目線で考えられるようになりましょう!その第一歩は、会社が軸とすべき「コア技術」を、どう育て、どう管理するか!MOT、基本から始めていきましょう!

ケーススタディ:コア技術から製品、事業システムへの発展(コダック)


文系が、技術を経営にどう活かすかがわかるようになる。理系が、経営で技術を考えられるようになる。その大切さはシリコンバレーや近年の中国の躍進を見ていれば誰しもわかること。それが苦手なんだったら、克服すればいいんじゃない?長年、技術の商業化に携わってきた九州大学・高田仁先生に、技術のマネジメントの仕方を、教えてもらいましょう!

ケーススタディ:ものづくり中小企業の『コト』づくり(オオクマ電子)


九大・高田先生の中核理論「コトづくり経営のための7要因」。それが、あなたの武器にできてしまう1時間!技術はあれどもイノベーションに結びつかない。それを打破するのが「コトづくり7要因」。事例の中で、生きた理論として学んで頂きたいと思います!

ケーススタディ:レイヤー構造で価値創造の戦略ポイントを読み解く
「ビジネスはレイヤー構造化している」。

ハイテク経営界隈で静かに広がっているこの重要な考え方を、いち早く皆さんにも知ってもらい、力にしてもらおうと思います!十分な顧客価値が提供できていないのは、どのレイヤー?それを見抜ければ、他者より先にイノベーションを起こせる。あなたに新しい気づきを与えてくれる、九州大学の名物教授の講義を楽しく学んでしまいましょう!

さらなるアウトプットをしたい方へ

アドバンスドなチャレンジをしたい方向けに、特別な問題を用意しています。
学長からフィードバックいたしますので、ぜひ挑戦してみてください。
あわせて学長との面談を活用して、疑問質問など追加の質問もしてみてください!

▶MOT2024アドバンスト問題はこちら
▶MOT2023アドバンスト問題はこちら

参考テキスト

MOT「技術経営」入門、延岡健太郎、日本経済新聞社

その他の連絡事項

高田先生の公式サイト

QBS(九州大学ビジネス・スクール)のHP

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