中川功一– Author –
中川功一
学長,経営学者,元大阪大学大学院経済学研究科准教授
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経営学
越境学習
越境学習 Cross-boudary learning 普段の仕事の場ではない「アウェー」に出ていった先で個人に起こるものが越境学習。通常の仕事では得られない知識が得られるのみならず、不確実な状況や、初めてのチームでものごとを組み立てていく力も育てられる。 越境...中川功一 -
経営学
ダブル・ループ学習
ダブル・ループ学習 Double-loop learning 人間の学習は、結果の成功・失敗から素直に学ぶシングル・ループ学習と、そうした結果をもたらした前提を見直す、ダブル・ループ学習とに区別される。 通常の業務の習熟はシングル・ループ学習だが、社会環境が変...中川功一 -
経営学
カッツモデル:管理職・経営者が身に着けたい能力と活用法を解説
カッツモデルとは アメリカの経営学者ロバート・カッツが提唱した組織の職層に応じた人の要求技能の違い。 人のスキルは、特定職務を遂行するテクニカル・スキル、組織の中で他人と協働するためのヒューマン・スキル、そして物事を概念化してとらえるコン...中川功一 -
経営学
心理的契約
心理的契約 Psychological Contract 人が組織で働けるのは、書面上の契約を取り交わしているだけでなく、心の部分で、こう働きたい、こう生きたいというものを組織と約束できているから。心で契約を交わせている、という意味で心理的契約という。 組織と人...中川功一 -
経営学
ジョブ・クラフティング
ジョブ・クラフティング Job Crafting 働く動機も一人一人違えば、やりたい働き方も異なる。ならば、究極的には一人一人が自分の働き方をデザインするしかないとして、自分の働き方をデザインするもの。 業務内容自体を意味する作業のクラフティング、仕事...中川功一 -
経営学
キャリアアンカーの理解と活用術
キャリアアンカーの探求とその意義 キャリアアンカーとは何か? キャリアアンカーは、個人が自身のキャリアを形成したり洗濯したりする際に最も重要で、他に譲ることのできない価値観や欲求のことを指します。それは、自己の内面で変わることのないもので...中川功一 -
経営学
「動機付け」ビジネス活用術:心理学と組織論で理解する
動機付け Motivation 個人を動かす力、ひいては組織を動かす力の原点となるのは、心がそれを実行しようと思うこと。すなわち、動機:モチベーション。 人間の基本的な動機は「お金がもらえるから」。ただし、人の複雑な心理を満たすためには、マズローの欲...中川功一 -
経営学
エコシステム
エコシステム Ecosystem 生活様式の変化などにより、顧客が求めるものが「単独の製品」から「複数の製品・サービスによる総合的な価値提案」に変わりつつある。そうした、総合的な価値提案ができるような企業間連携による生態系「エコシステム」を構築でき...中川功一 -
経営学
三方良し
三方良し Win-win-win 近江商人の経営哲学。売り手に良し、買い手に良し、社会に良し。 事業が存続できるかは、会社に継続的にヒト・モノ・カネ・情報が入ってくるかであり、顧客がつくかであり、自分たちがちゃんと収益をあげて継続できるかであるから、...中川功一 -
経営学
補完財とは?代替財との違いを具体例付きでわかりやすく解説(ジレットモデルの具体例付き)
補完財とは 補完財(Compliments)は、ゲーム機本体にとってのゲームソフトのような、一方の需要が増えるともう一方の需要も増える関係にある商品を指し、消費者行動の理解や戦略立案に役立つ重要な概念の1つです。 動画でも補完財の解説を行っています!...中川功一 -
経営学
サプライチェーンマネジメント(SCM)
サプライチェーンマネジメント(SCM) Supply chain management どんな会社でも、各種材料や設備、サービスなどを調達し、自社の製品・サービスをつくり、提供するまでのフローが存在する。これをサプライチェーンという。 サプライチェーンを流れるモノ・...中川功一 -
経営学
フランチャイズ
フランチャイズ Franchise model ブランドや業務ノウハウなどを一式のパッケージ「業態」にして提供し、それを別の事業者が活用して事業を行う形態。業態を提供する側をフランチャイザーと言い、それを使って事業を行う側をフランチャイジーという。 本部...中川功一