行動経済学– category –
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二重過程理論の概要と応用
二重過程理論とは 人間は、問題の性質や与えられた条件に応じて、迅速な思考と慎重な思考を使い分けています。これを二重過程理論と呼びます。 迅速な思考の際、私たちは深く考えずに、自身の経験則や直感に基づいて意思決定を行います。このような瞬間こ... -
「行動経済学は死んだ」のか【行動経済学15】
「行動経済学は死んだ」のか【行動経済学15】 前回で一応の内容としての最終回ではありましたが、本日は特別編としまして、世界的な議論となっております「行動経済学は死んだのか」という話につきまして、私(中川功一)なりの見解をお伝えさせていただき... -
「ナッジ」行動経済学を実社会に応用する【行動経済学14】
行動経済学を実社会に応用する「ナッジ」【行動経済学14】 行動経済学もひとまずの最終回ということで、今回は行動経済学を応用して、社会をもっともっと良い方向にしていこうということで取り組まれている「ナッジ」という考え方と取り組みを紹介したいと... -
「確率荷重関数」1%の成功に期待し、99%成功を疑う心理【行動経済学13】
1%の成功に期待し、99%成功を疑う心理「確率荷重関数」【行動経済学13】 行動経済学の「プロスペクト理論」を扱ってきた全3回のシリーズも今回で最終回となります。もちろん今回も、単独の回として学びがある形になっていますので、楽しんで読んでくださ... -
プロスペクト理論①【参照点】:スマホに10万出せる人が、外食で100円をケチるのはなぜか:ノーベル賞に輝く行動経済学の中核
ノーベル賞に輝く行動経済学の中核、プロスペクト理論1「参照点」【行動経済学11】 価格に関する心理学として、現時点の決定版のひとつとされている理論。 大きくは2つの発見からなる。第1は、私たちは製品・サービスを買うとき、だいたいこのくらいだろう... -
「価値関数」1万円の得と1万円の損、重みが全然違う理由【行動経済学12】
1万円の得と1万円の損、重みが全然違う理由「価値関数」【行動経済学12】 今回も、行動経済学のまさに中核の中核、プロスペクト理論を引き続き掘り下げていきましょう。プロスペクト理論の第2回目、価値関数です。ここをしっかり理解すれば、人間の心理が... -
行動経済学で、ビジネスはどう変わるか【行動経済学2】
ビジネスパーソンのためのやさしい行動経済学2 ※YouTubeにて各シリーズ連載中! https://www.youtube.com/embed/VEThKTIQWLE 行動経済学第2回といたしまして、今回は、行動経済学がビジネスや人生の中で、どういうふうにお役に立つのか、行動経済学を学ぶ... -
脳が数値予測を外す理由(利用可能性ヒューリスティクス)【行動経済学4】
行動経済学の魔法!あなたの脳が数値予測を外す理由(利用可能性ヒューリスティクス)【行動経済学4】 https://www.youtube.com/embed/SndUU1NcLnM 今回は利用可能性ヒューリスティクスという現象について解説しようと思います。 で、こんなクイズからスタ... -
ヒューリスティクスとバイアスとは何か。(コイン投げ、5回連続で表。次に出るのは、裏or表?)【行動経済学3】
コイン投げ、5回連続で表。次に出るのは、裏or表?【行動経済学3】 https://www.youtube.com/embed/hxPnN-IyT20 本日は、行動経済学の全ての理論の土台となってくる考え方、「ヒューリスティクス」を皆さんにお伝えします。 この概念を理解してもらう上で...