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オムニチャネル

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オムニチャネル

Omni-channel

  • Omniとは、ラテン語で「全ての」を意味する言葉
  • 「全ての販売チャネル」を意味するのがオムニチャネル。ばらばらに運用するのではなく、統合的に一体運用をしましょう、という考え方
  • 顧客から見える部分を統合する表側の一体運用と、顧客から見えないバックヤード、裏側の一体運用の2つに分けられる

手を付けやすいところから順次進めていけばOK

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オムニチャネルとは

 製造業もサービス業も、複数のチャネルを有しているのが現代では一般的です。特にDXが進んでいる現在では、eコマースが登場したり、顧客への直販モデルが確立されるなどして、チャネルごとに、扱っている品目、価格、商流などがばらばらになります。これを、一元管理することで効率性やブランドイメージの統一化を図ろうとするものです。

 表側では、主として情報面の一元管理が求められます。自社のブランドイメージや、各商品の紹介や説明事項などを揃えていくことで、どんなチャネルで自社に接しても、受ける印象が違わないようにします。また、店舗からeコマースへ、eコマースから店舗へと相互連携も行います。

 裏側のチャネル一体運用としては、在庫や物流の仕組みを一本化したり、その先にある発注先/生産元との連携を行います。販売チャネルごとにばらばらの在庫になっていたり、発注の仕組みになっていると、自社も非効率だし、発注先にも負担がかかります。総じて、非効率な仕組みとなり競争力を落とす原因となります。

事例紹介

ユニクロ

■国内アパレルの雄はオムニチャネル化で日本の産業界でもリーダー的地位にあります。表側の一体運用としては、共通のブランドンセプトから店舗とウェブサイトにデザインしており、リアル店舗とウェブサイトで受ける印象は全く変わりません。商品情報なども完全に統一されています。

■ウェブサイトで情報を見て、ウェブサイトでクーポンを取得して、店頭で実物を確認して買う…というような、オンラインと実店舗の連携も実現しています。

■ユニクロでは、店舗とオンラインで在庫も一元管理されており、非効率な運用を防いでいるほか、店頭にはあるがネットにはない、あるいはその逆といったことが発生しなくなっており、販売機会のロスを防ぐことにも成功しています。

著者・監修者

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