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 学長・中川が日本ナレッジ・マネジメント学会 知の創造部会で発表

中川学長が、日本ナレッジ・マネジメント学会の研究部会のひとつ「知の創造部会」で発表を行いました。

中川功一(2024)「軸反転の競争戦略:イノベーションの時代からゲームチェンジの時代へ」日本ナレッジ・マネジメント学会 知の創造部会 2024年2月22日(オンライン)

日本にはイノベーションが必要なのだ…は恐るべきミスリードだ。

それが「技術のブレークスルー」や「新規事業の創造」と位置付けるとき、世界の競合が狙っているものとは根本的に違う方向へと進んでしまう。仕掛けられているのはゲームチェンジなのだ。

変転する時代にこそ追求すべきは、普遍の本質である…も、恐るべきミスリードだ。変わり続けるなかでも変わらないことを求めよ…人はそれを標準理論とか逆タイムマシンとか呼ぶけれども、そんなのを有り難がってるのは日本だけだということも、いい加減気づくべきだ。中国もアメリカも欧州も、変わりゆくものの先端を追いかけ、競っている。99%が変転する中で、わずかに1%だけの変わらぬ論理に拠って立つ経営で成功できるほど甘くはないのではないか。変わることを避け、変化し続けるさまを冷笑しているうちに、諸外国のスピードに追いつけなくなったのが近年の状況なのではないか。

変わらないことを普遍だとか真理だとか、きれいな言葉で表現するのは、実に心地よく、危険だ。それは単に「昔のまま」である。

中川功一(2024)「軸反転の競争戦略:イノベーションの時代からゲームチェンジの時代へ」日本ナレッジ・マネジメント学会 知の創造部会 2024年2月22日(オンライン)

日本ナレッジ・マネジメント学会
https://kmsj.org/

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