講義カリキュラム:日本の企業システム
講師:清水 剛・東京大学大学院総合文化研究科 国際社会科学専攻 教授
①イントロダクション
日本の経営システムの固有性、あなたは理解していますか?
②雇用システム(1):雇用期間・昇進
終身雇用は、真実か嘘か?
③雇用システム(2):賃金・労働組合・男女間格差
日本に独特な賃金体系、そして女性の労働環境
④金融システム
日本の金融は、世界とどう違うのか
⑤ガバナンスシステム(1):会社形態・会社制度
日本において、会社は誰のために存在しているか
⑥ガバナンスシステム(2):財閥と株式持合い
日本固有の企業グループの功罪
⑦政府―企業間関係
政府との関係は、健全なのか⁉
⑧サプライヤー・システム
系列取引は過去のものか
※動画には受講生限定のメンバーエリアからアクセスできます。
ライブ講義
日本企業の仕組みと実態
皆さんは、日本の企業が、どれくらい特殊なのか、知っていますか。終身雇用や年功序列という言葉がよく聞かれますが、それがどれだけ真実であり、そして現代ではどうなっているか、知っていますか。私たちはひょっとしたら、自分たち自身のことが一番よく分かっていないのかもしれない。正しく日本企業の像が見えていないのに、ただしい経営も、ただしい政策も、できないとは思いませんか?まず自分たちのことを知る。東大・清水剛先生の新講義開幕!
日本型企業システムの歴史的発展
日本に固有の企業システムは、どのように生まれてきたのか?文化の問題だけじゃない。歴史を知れば、なぜ今こうなっているのかが見えてくる。博学な、東大・清水先生の本調子が発揮されるのは、歴史科目。今日は、何を聞かせてもらえるのか、お楽しみに!
→ YouTubeライブ講義「日本型企業システムの歴史的発展」
「失われた10年」以降の変化
失われた10年で、何が起こったのか。その変化の方向性は、正しかったのか。私たちは大局観をもたず、目の前の問題に対処してここまで経済を営んできましたが、その結果たどり着いた現在の日本の企業システムは、私たちにとって、使いやすく、効率的で、機能的にデザインされているでしょうか。東大・清水先生による、日本の企業システムの現状総括です。現状を、虚心坦懐に見直してみましょう!
→ YouTubeライブ講義「「失われた10年」以降の変化」
日本型企業システムの未来
世界でもまれな、特殊形態での発展を遂げた日本の企業システム。歴史のなかで、それはだいぶ薄らいできましたが、この先にあるのは西欧型の資本主義・企業社会なのでしょうか。それは、私たちにとって生きやすいものなのでしょうか。東大・清水先生の講義も最終回!清水先生と一緒に、これからの日本の企業経営のあり方を展望してみましょう!
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