佐々木 寿記(東洋大学)
所属・職種
佐々木 寿記 (ささき としのり)所属:東洋大学 経済学部経営学科 経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻
職種:准教授
講師プロフィール
専門はコーポレートファイナンスであり、特に利益分配政策や企業の現金保有、メインバンク制度などに関する論文を執筆。
2011年3月に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了、名古屋商科大学専任講師、東洋大学専任講師を経て、2019年4月より現職。
講義の案内
コーポレート・ファイナンス
このコースの目的はコーポレートファイナンスの基礎を習得することです。企業は人・モノ・カネ・情報の4つからなると言われますが、いくらいいアイディアや技術、戦略を持っていても、お金がなければそれらを実行することはできません。また、企業内のお金をうまく回さないと企業はすぐ倒産してしまいます。本講義ではコーポレートファイナンスの3つの柱である、投資決定、資金調達、利益分配を学んでいきます。
専門分野及び関連分野
経営学,商学,ファイナンス 賃金・雇用 エージェンシー問題 コーポレート・ガバナンス 現金保有 自社株買い ペイアウト政策 配当 事業リスク サーベイ調査 企業財務戦略 財務リスク・マネジメント
経歴
2019年4月 – 現在 東洋大学 経営学部 准教授
2015年4月 – 2019年3月 東洋大学 経営学部 専任講師
2011年4月 – 2015年3月 名古屋商科大学 商学部 専任講師
近年の論文
雇用の硬直性と企業の財務政策の関係―製造業務派遣解禁の影響―佐々木寿記経営論集 92(1) 15-26 2018年11月
企業のリスク管理におけるペイアウト政策と非正規雇用の役割佐々木寿記経営論集 91 37-48 2018年3月
我が国企業のペイアウト政策の推移―2001年以降の最新データによる分析―佐々木寿記経営論集 91 25-36 2018年3月
企業の資金制約 : アンケート調査による分析佐々木 隆文, 佐々木 寿記, 胥 鵬, 花枝 英樹証券アナリストジャーナル 54(11) 71-82 2016年11月 査読有り
日本企業の現金保有と流動性管理 : サーベイ調査による分析佐々木 隆文, 佐々木 寿記, 胥 鵬, 花枝 英樹現代ファイナンス 37(37) 19-48 2016年3月 査読有り
企業の資本構成と資金調達 : 日本企業へのサーベイ調査による分析佐々木 寿記, 鈴木 健嗣, 花枝 英樹経営財務研究 35(1) 2-28 2015年12月 査読有り
企業の成熟度と配当政策に関する実証分析 : 株式のシステマティックリスク、利益剰余金比率が配当額に与える影響佐々木 寿記, 花枝 英樹証券アナリストジャーナル 52(3) 71-80 2014年3月 査読有り
企業の現金保有とペイアウト政策の関係 : リーマンショック前後でのわが国企業における変化 (特集 企業の現金保有政策)佐々木 寿記証券アナリストジャーナル 51(6) 26-35 2013年6月
ペイアウト政策と機関投資家持分比率の相互関係佐々木 寿記証券アナリストジャーナル 48(12) 102-112 2010年12月 査読有り
わが国企業の配当行動のマクロ分析佐々木寿記, 花枝英樹経営財務研究 29(1・2) 2-31 2010年3月 査読有り
所属学協会
参考
その他の連絡事項