マーケティング実践編(中川功一・やさしいビジネススクール学長)
講師プロフィール
専門は経営戦略論、イノベーション・マネジメント。駒澤大学、大阪大学を経てやさしいビジネススクール設立。「アカデミーの力を社会に」を人生のライフワークに据える。国内外トップ誌に論文を掲載させつつ、コンサルタント、リサーチャー、研修や講義を通じて産業界の活性化を支援する。YouTubeでも実践の場に活きる経営学を発信している。
- 中川学長の詳しいプロフィール
科目概要
経営理論の中でも最も発達した分野の一つであり、したがって理論がちゃんと生きるのがマーケティングです。それでいて、実務家と研究者の間の隔たりも大きいのがマーケティング。ここに、橋渡しをしたい。理屈に正しく、実践的でもある。インタラクティブな講義のなかで、使える理論としてマーケティングを学んでもらいたいと思います。
オンデマンド講義
※動画には受講生限定のメンバーエリアからアクセスできます。
①マーケティングとは何をする仕事なのか
②マーケティングの組織とプロセス
③マーケティングの基本インプット、3C
④マーケティング戦術の策定:4P
⑤プロダクト設計の方法:バリュープロポジションキャンバスとペルソナ
⑥-1プライシングの総合理論①経済学の中の価格理論
⑥-2プライシングの総合理論②行動経済学そして哲学で価格を考える
⑦カスタマージャーニーの設計
⑧ロイヤルカスタマー化とカスタマーサクセス
ライブ講義
2024年10月~11月
ライブ講義①製販統合:トレンドを追わないユニクロのマーケティング戦略
ユニクロの快進撃は、実は「トレンド」とは無関係!? センスではなく「仕組み」で成功を掴む、ユニクロのマーケティング戦略を徹底解説! これを知れば、あなたのビジネスにも革新が起こるかも?
「ユニクロの服は、なんだかんだで使える」と感じたことはありませんか?
実はそこには、綿密に計算されたマーケティング戦略が隠されています。
ユニクロは、流行を追うのではなく、独自の「仕組み」を構築することで、安定的な成長を実現してきました。
本講義では、SPAモデル、リアルタイム在庫管理、人材育成など、ユニクロ成功の秘訣を余すことなく解説。さらに、ZARAや島村といった競合との比較を通じて、それぞれの戦略の違いを浮き彫りにし、あなたのビジネスに最適な戦略構築のヒントを提供します。
「センスがなくてもマーケティングで成功したい」「ユニクロの戦略をもっと深く理解したい」そんなあなたにぴったりの内容です。
ユニクロ流マーケティングの真髄に触れてください!
ライブ講義②ブランディング:いかにスタバをパワーブランドを作ったか
あのスターバックスは、なぜ世界中で愛されるブランドへと成長できたのでしょうか?実は、その成功の鍵は、巨額の広告費ではなく、日々の顧客体験と従業員にありました。
本講義では、中川先生が、スターバックスのブランド構築プロセスを徹底解剖。
スターバックスのブランド戦略について、顧客体験の最大化や社員教育の重要性、ブランディングと経営戦略、一貫した顧客体験についてなど、誰もが知っているスターバックスコーヒーの成功事例を紐解きながら、広告費に頼らない、効果的なブランディング戦略を伝授します。
ライブ講義③フリー戦略:GoogleもFacebookも…無料を武器にするには?
フリー戦略のプロセスを徹底解説!
無料なのに儲かる?その秘密を大公開!
Google、Facebook、LINE… なぜこれら巨大企業はこぞって無料サービスを提供するのでしょうか? それは、「無料」が持つ驚くべきパワーを理解しているからです。
なぜ無料サービスが重要なのか?
無料サービスで収益を上げる方法
顧客を惹きつけ、ファンにするための無料戦略
よくある失敗例と回避策
など、顧客獲得コストを劇的に削減し、長期的な終映機を生み出し、投資家へのアピール力を高める効果までフリー戦略でビジネスを成長させるノウハウを網羅的に学べます。
(準備中・2024年11月19日(火)20:00~)*無料公開
ライブ講義④エヴァンジェリスト・マーケティング:マイクロソフトも夢グループも⁉エヴァンジェリストとは何者か
GoogleやAppleが採用する「エヴァンジェリスト・マーケティング」。
SNSの普及で個人の影響力が飛躍的に向上した今、広告費に頼らず、口コミで爆発的に広がるマーケティング手法で、顧客体験を最大化し、自発的な推奨者を生み出す戦略として注目されています。
従業員や消費者をブランドの代弁者に変える、革新的な文化の作り方とは。
ブランド戦略の革新を目指す経営者、最先端のマーケティングを学びたい方、自社の顧客エンゲージメントを高めたい方はぜひご参加ください。
2024年2月~3月
1. マーケティングとは、何をする仕事なのか?
「必要としている人に、正しくその製品・サービスの価値を理解してもらい、双方に喜びがあるように取引を成立させること」。私はこのようにマーケティングを定義しています。値下げして買ってもらうのはマーケティングではありませんし、本当は必要ないものを買わせるのもマーケティングではない。このような意味でのマーケティングが会社の中核にあること、働き方の中核にあることは、会社そしてビジネスパーソンとしての大切な基礎となります。芯が通っていて、そして実践的!学者として、実務家としてマーケティングに奮闘してきた中川による実践型マーケティング方法論!
2. 顧客に刺さる製品をつくる:ペルソナとバリュープロポジションキャンバス
マーケティングの第一歩は、顧客が必要としている製品・サービスを整えることです。そのためにこそ解像度の高い顧客理解が必要となりますし、そこから顧客の本当のゲイン・ペインに沿った設計・仕様への落とし込みが必要になる。この2つを為すために、ものすごく実践向きな手法が、ペルソナ分析とバリュープロポジションキャンバス。今回の講義で、使えるようになってしまいましょう!
3. カスタマージャーニーで集客を安定化させる
マーケティングとは、単発の施策のことではありません。バズらせることでもありませんし、とりあえず名前を知ってもらうことでもありません。マーケティングは「顧客が認識し、興味を持ち、好きになり、行動を起こす」までの道のりを整えること。そのための必須技法がカスタマージャーニー。知っているか知らないかで差がつく、マーケティングに違いが生まれる重要概念です!
4. カスタマーサクセスというマーケティング革命
カスタマーサクセスとは、自社の製品・サービスを通じて、顧客がやりたかったこと、叶えたかったことを実現させることを言います。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、この概念がいま、マーケティングのありようを一変させています。それは一体なぜなのか?今までのマーケティングの何が間違いで、本当はどうあるべきなのか?単に理念に関する話だけではなく、それをどう具体的な手法に落とし込んでいくかまで、解説したいと思います!
さらなるアウトプットをしたい方へ
アドバンスドなチャレンジをしたい方向けに、特別な問題を用意しています。
学長からフィードバックいたしますので、ぜひ挑戦してみてください。
あわせて学長との面談を活用して、疑問質問など追加の質問もしてみてください!
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