実践・組織変革(中川功一・やさしいビジネススクール学長)

講師プロフィール
専門は経営戦略論、イノベーション・マネジメント。駒澤大学、大阪大学を経てAPS設立。「アカデミーの力を社会に」を人生のライフワークに据える。国内外トップ誌に論文を掲載させつつ、コンサルタント、リサーチャー、研修や講義を通じて産業界の活性化を支援する。YouTubeでも実践の場に活きる経営学を発信している。
科目概要
組織の課題は、会社・団体・部門によって千差万別。したがって、組織変革もケースバイケースです。ですが、それは統一的な理論や手法があてはまらない、というわけではありません。人類史上、おそらく数億回と繰り返されてきた組織の改革には、やはり、科学の成果としての基本の型があります。変革を志す人には、必ずや参考になるはずです。
オンデマンド講義
第1回 組織変革の基本プロセス:レヴィンとバーゲルマン
2025年3月15日(土)10:00~
人類史上、果たして過去には何度、組織は変革されてきたでしょうか。数百万回、数千万回、あるいは数億回かもしれません。それほどに繰り返されてきた出来事だけに、組織変革にもばっちり理論は存在しているのです。第1回目はもっとも基本的・普遍的な理論とされているレヴィンとバーゲルマンの組織変革モデルから、基本に忠実に、組織を変えていくためのやり方を学んでいきましょう。
第2回 組織の問題を特定する:マッキンゼーの7S
2025年3月22日(土)12:00~
組織の問題は「何となく社風や空気のせい」だったり「特定の制度をあげつらって糾弾」になりがちです。本当のところ、何が問題なのか?それを特定するために力を発揮するのが、組織の健康診断ツール、マッキンゼーの7S。冷静に、課題を特定してみましょう!
第3回 トップ主導の改革:センスメーキング
2025年3月29日(土)12:00~
トップダウンで変革をするとき、第1に気をつけるべきは方向性を誤らないこと。第2に面従腹背を避けて人々の共感を作り出すこと。本動画ではこの第2の側面、いかに人々の共感を呼び起こすかを「センスメーキング」の理論から解説します。