データドリブン・マネジメント(堅田 洋資・株式会社ピープルドット)

講師プロフィール
データサイエンティスト育成スクールを運営するピープルドット(旧社名データミックス)の代表。
2017年創業以来年間数千名のビジネスパーソンを対象にデータサイエンス教育を行っている。また、大企業からベンチャーまでデータ分析プロジェクトの支援、データ分析チームの立ち上げの支援を行っている。
データミックスの創業前は、ニュースアプリベンチャーでデータサイエンティスト、監査法人トーマツにてデータ分析コンサルタント、生体センサスタートアップでサービス・アルゴリズム開発の取締役、KPMG FASにて事業再生コンサルタント、外資系メーカーでの経理・マーケティングなど幅広い経験を持つ。
科目概要
データドリブン組織になるためのデータリテラシー
“データドリブン”な組織という言葉がよく使われていますが、データとは知りたいことがあるから参照するに過ぎず、大事なのは人が発する「問い」です。つまりデータドリブンな組織になるためには、組織で働く人たちが「問い」を持てることに他なりません。この講義では、データ活用につながる「問い」の持ち方、データ可視化の基本、そしてBIツールの活用について説明します。
ライブ対談
AIとビジネス&データドリブン・マネジメント
2025年4月3日(木)20:00~
4月新規開講講義は実力派・現場型データサイエンティスト養成スクール・ピープルドット代表の堅田先生による2科目同時開講!「AIとビジネス」「データドリブン・マネジメント」。先生を招いたこのライブでは、今後の方向性としてはっきり見えているはずなのに対応できない、AIとデータのビジネス活用について、堅田先生にズバズバ質問してしまいましょう!
オンデマンド講義
第1回 そもそも「データドリブン」とは何か?
データドリブンという言葉の定義は非常に曖昧です。しかし、データを活用できている組織と、そうでない組織には大きな違いがあります。ここでは、事例をもとにデータドリブンとは何かを説明します。
第2回 データ活用は「問い」から始まる
データドリブンの起点は「問い = 知りたいこと」です。問いの出し方やポイントを説明します。
第3回 データを読み解く批判的思考
私たちが日々接するデータには、実は「罠」があり、その罠に注意しないとデータに騙されている可能性があります。ここでは、よくある「データの罠」を説明します。
第4回 データで語るダッシュボードの作り方
BIツールの発展に伴い、ダッシュボードを作成するケースが増えていますが、その効果が見えないという声も多いのが実情です。効果の出るダッシュボード作成の方法を説明します。
第5回 管理職も知っておきたいデータマネジメント
ヒト・モノ・カネと同じようにデータもマネジメントが必要ですが、IT部門に丸投げてしているケースが多々あります。そこで、この章ではビジネスパーソンの方にも知っておいて欲しいデータマネジメントの基本をお伝えします。
第6回 データの前処理と実践 – Power Query
実際のデータ活用の現場は、汚いデータとの戦いです。そこで、実際にどのような作業をしなければならないのかをPower Queryを用いて解説します。
第7回 データ可視化の実践 – Power BI
データを整形できたら、BIツールに入れて可視化していきます。その際に、利用者の「問い」をいかに想定できるかが重要です。Power BIでのデモを通じてダッシュボードの作成のポイントを解説します。
第8回 マネジメントの役割
データドリブンな文化を作れるかは、現場ではなく経営陣や中間管理職にかかっています。マネジメントの方々に心がけていただきたいことをお話します。
参考書籍
フリーライブラリで学ぶ機械学習入門(秀和システム)
統計学の基礎から学ぶExcelデータ分析の全知識(できるビジネス) できるビジネスシリーズ(インプレス)
直感でわかる! Excelで機械学習(インプレス)