感性と論理のリーダーシップ〜不確実な現場をしなやかに動かす

感性と論理のリーダーシップ

感性と論理のリーダーシップ 〜不確実な現場をしなやかに動かす〜

〜不確実な現場をしなやかに動かす〜

  • 参加費無料(事前申込制)
  • Zoomライブ配信
  • 申し込めば、見逃してもアーカイブが届く
  • 2026年10月〜12月/全4回
  • 参加したい回だけでOK
  • 第1回 10/14(水)14:00〜15:00
    浦濱 広太朗(医療・福祉) 詳細を見る
  • 第2回 11/4(水)14:00〜15:00
    安藤 大作(教育・地域) 詳細を見る
  • 第3回 11/18(水)11:00〜12:00
    小島 希美(士業・組織) 詳細を見る
  • 第4回 12/17(木)16:00〜17:00
    ヴィランティ牧野 祝子(キャリア・学び) 詳細を見る

「このやり方でいいのか、誰にも聞けない」

——頭ではわかっていても、その迷いを言葉にできずにいませんか。

現場の実績を買われて、リーダーになった。でもマネジメントを教わったことは、一度もない。あるいは肩書きはないのに、気づけば後輩の相談もシフトの調整も自分に集まっている。医療・福祉・教育・士業では、珍しくない話です。

人の命や人生に関わる現場は、マニュアルどおりに動きません。正解のない判断を、毎日ひとりで引き受ける。その重さは、経験年数では減っていきません。

足りないのは能力ではありません。現場で感じ取っていることを、人に伝えるための言葉です。そしてそれは、経営学の理論としてすでに整理されています。

専門職リーダーが直面する3つの壁

体系的にマネジメントを学ぶ機会がない

「気づけば、シフト調整も苦情対応も全部こちらに回ってきた」

現場の実績を買われて役割が増えていくのに、経営的な視点や組織管理を学ぶ機会は用意されていない。

正解がなく、感情の絡み合う現場

「決めるのはいつも自分。その判断が正しかったか、誰も教えてくれない」

人の命や教育に関わる現場は「感情労働」の最前線。上から降りてくる正論だけでは、現場のもやもやは片づかない。

「感性」を「論理」に翻訳できないもどかしさ

「このままではまずいと感じているのに、上に説明しようとすると言葉にならない」

現場で感じる違和感や「こうしたい」を、上層部や周囲に説得できる言葉に変えられず、孤立してしまう。

このシリーズは、この3つに正面から向き合います。

本講座の独自アプローチ

なぜ今、女性比率の高い専門職領域に「経営学(エフェクチュエーション)」が必要なのか?

「感性」と「論理」、どちらも手放さない

感性 ── 対話の場をつくる

安心して「もやもや」や「リアルな失敗談」を語り合える対話の場。ゲストの泥臭い修羅場体験を我が事として捉え、感性を生かしたしなやかな強さを育みます。

論理 ── エフェクチュエーション

「手持ちの資源から、リスクを管理しながら不確実な状況でも動き出す」という、現在の経営学で最も注目される思考法。複雑な現場のドロドロを「経営の言葉」に翻訳します。

全4回を貫く背骨がエフェクチュエーションです。4名の領域は医療・福祉、教育、労務、キャリアと異なります。ただ、手元にあるものから始めて現場を動かしてきた点は共通しています。

この4回で持ち帰るもの

  • 自分の判断を、人に説明できる言葉
    「なんとなくそう思う」で終わっていた感覚に、経営学の名前がつきます。上層部にも、部下にも通じます。
  • 抱え込まずに動かす、具体的な手順
    全部を背負わなくても現場は変わります。コントロールできる範囲から動かす考え方を、4名の実例で。
  • 迷っているのが自分だけではない、という確認
    同じ立場の方が全国から集まります。ゲストも、うまくいかなかった時期の話から始めます。

実践者との対話プログラム(全4回)

どん底から動き出す

第1回 10/14(水)14:00〜15:00 [医療・福祉]

浦濱広太朗氏

「高齢者も子育て中の人も働きやすい職場作りを!」

浦濱 広太朗 氏
(看護師・ケアマネジャー)
(プーラビダ株式会社 代表取締役)

看護師・ケアマネ資格を持ち、大学病院や介護現場での実務経験を経て2013年に起業。訪問看護ステーションを運営しつつ、グロービス経営大学院でMBAを取得。現場と経営の両視点から「医療・介護×DX」を推進し、経済産業省「DXセレクション2026」や北九州DX大賞でグランプリを獲得。2026年には Forbes JAPAN SMALL GIANTS AWARD 2026「LOVED COMPANY賞」を受賞。コンサルティング事業や大学非常勤講師、著書執筆など幅広く活躍中。

離職率83%の絶望から「日本一のDX」へ

離職率83%の組織崩壊から、どう立て直したのか。コスト削減ではない「人が輝くDX」の実際を伺います。

この回で取り上げること

  1. スタッフが次々に辞めていく、その底で何をしたか
    離職率83%。10人採って8人が辞めていく状態から、最初の一手をどこに打ったのか。逃げ出さなかった理由も含めて伺います。
  2. 「働きやすい職場」は、コツコツしか作れない
    2013年の起業から、働き方改革を積み上げてきた先に、経済産業省「DXセレクション2026」のグランプリがありました。入れたのはシステムではなく、現場の心の余白。何から始めたのかを伺います。
  3. 高齢者も子育て中の人も働ける職場を、どう作ったか
    誰かが我慢して回すのではなく、それぞれの事情を抱えたまま働ける現場をどう設計したのか。看護師であり経営者でもある立場から伺います。

手持ちの資源で繋ぐ

第2回 11/4(水)14:00〜15:00 [教育・地域]

安藤大作氏

「悩めるお母さんの相談に乗り続けています!」

安藤 大作 氏
(株式会社安藤塾 代表取締役)
(公益社団法人全国学習塾協会 会長)

幼少期に両親と離れて暮らし、新聞配達をしながら育つ。逆境を乗り越え、国立大学に現役合格。22歳で学習塾「安藤塾」を創設し、口コミのみで300名超が通う塾へと成長させる。その後、フリースクールや通信制高校サポート、保育・学童など教育事業を展開。現在は、企業・自治体・教育機関への教育アドバイザリーや人材育成、教育プログラムの設計・講演を行い、子どもたちの可能性を引き出す教育の実践に取り組んでいる。

8畳一間から「官と民のブリッジ」を創る

学習塾から保育園・学童・フリースクールへ。手元にある関係から始める広げ方を伺います。

この回で取り上げること

  1. 「資源がないから始められない」は、本当か
    8畳一間の塾から、保育園・学童・フリースクールへ。特別な資金も人脈もないところから、手元にある関係だけでどう広げたのかを伺います。
  2. 自信をなくした後輩に、何をさせればいいか
    離島の子どもたちは、お手伝いひとつで前向きさを取り戻していく。「醤油取って」「電気消して」で人は変わる。職場の後輩育成にそのまま効く話を伺います。
  3. 「解決してあげる」をやめたときに、変わったこと
    ラジオの子育て相談に寄せられるのは、答えの出ない悩みばかり。まず「ですよね」と受け止める。保育園経営と相談現場から、抱えさせない関わり方を伺います。

ルールを対話にする

第3回 11/18(水)11:00〜12:00 [士業・組織]

小島希美氏

「対話と仕組みを大切に自分らしく力を発揮できる組織づくりを支援しています」

小島 希美 氏
(株式会社シースリーフュージョン)
(社会保険労務士)

大学卒業後、SEを経てメンタルヘルス対策支援専門会社にて、営業・コンサルティングに従事。2018年に独立。企業の人事制度設計や組織開発に携わり、心理的安全性と健康経営を基盤とした組織作りを支援している。働きがいと成果の両面を実現するための仕組み作り、経営者や管理職向けの研修・コーチングを通じて、社員一人ひとりが心身ともに健やかに力を発揮できる職場環境整備を実践。著書に『幕間は孤独と対話する時間、そして自分軸で生きるきっかけをくれる』(みらいパブリッシング)。

法律を「人が輝く対話と安心」に変える

ルールで縛るのではなく、安心して働ける場をどうつくるか。社労士の立場から伺います。

この回で取り上げること

  1. ルールを持ち出すと、場が固まる
    就業規則を「守らせるもの」から「話し合いのきっかけ」に変える。社労士として医療・福祉・教育の現場に入ってきた実践を伺います。
  2. 責任感が強い人ほど、抱え込む
    全部を背負わなくても現場は変わります。自分の権限で動かせる範囲はどこか。今日からできる小さな一歩を伺います。
  3. 「働きやすさ」と「成果」は、どちらかを捨てる話じゃない
    心理的安全性と健康経営を土台にした職場づくり。制度をつくる側と、現場で回す側を、どうつなぐのかを伺います。

もやもやを力にする

第4回 12/17(木)16:00〜17:00 [キャリア・学び]

ヴィランティ牧野祝子氏

「国内外10ヵ国でキャリアを積んできたミラノ在住3児の母です!」

ヴィランティ牧野 祝子 氏
(国際エグゼクティブコーチ)
(株式会社グローバル・キャリアデザイン代表)

東京生まれ。米コロンビア大卒、仏INSEADビジネススクールMBA修了。イタリア・ミラノ在住。20年国内外10ヵ国で、途中出産育児によりキャリアを中断しながらも、キャリアを積む。著書に『国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック』(あさ出版)、『結果を出してサクッと帰る 神速時短』(すばる舎)、『こうやって「続けられる人」になる』(SBクリエイティブ)。

中断も回り道も、キャリアの力に変える

10ヵ国でのキャリア、5回の転職、出産育児による中断と再スタート。その都度のモヤモヤを、どう次の一歩に変えてきたのかを伺います。

この回で取り上げること

  1. 「会社がなんとなく合わない」から始まった、5回の転職
    合わない、と思うたびに動いてきました。違う国で働きたい、と10ヵ国へ。自分を試したい、と副業から起業へ。出産と夫の駐在で一度キャリアを離れ、もう一度働きたい、と再スタート。モヤモヤを次の一歩に変えてきた道のりを伺います。
  2. そのモヤモヤ、放っておかないほうがいいサインです
    頑張っているのに、なぜか自信が持てない。リーダーらしく振る舞おうとすると、なんだか自分らしくない。周りに気を遣いすぎて、言いたいことが言えない。女性リーダーによくある3つを、そのとき感性がどう動いているのかから見ていきます。
  3. 名前をつける、分ける、小さく試す
    感じる → 言葉にする → 整理する → 小さく動く。感性と論理を行き来しながらモヤモヤを力に変える手順を、国際エグゼクティブコーチとして関わってきた事例を交えて伺います。

当日ご参加いただけなくても大丈夫です

お申し込みいただいた方には、後日アーカイブを配信します。当日ご参加になれなくても届きますので、シフトや外せない予定と重なった回も、あとから追いつけます。

司会進行

谷口千鶴氏

谷口 千鶴 氏(たにぐち ちづる)

やさしいビジネススクール 講師(セルフブランディング/エフェライフスタイル/医療経営)・MC
株式会社スナックレモネード 代表取締役
世界に0をONする株式会社 エフェクチュエーション推進顧問
株式会社ネットプロテクションズ エフェクチュエーション推進顧問
岡山理科大学 アントレプレナーシップセンター 招聘センター員

医業経営コンサルティング会社で22年間、研究員として医療機関・介護施設を取材。その数は300件を超えます。46歳で関西学院大学大学院 経営戦略研究科に入学し、そこでエフェクチュエーションに出会いました。共著に『医療×エフェクチュエーション ― 予測不可能な時代の医療・ケアを変える新しい思考法』(メヂカルフレンド社)。

全4回を通して進行を務めます。現場を見てきた立場から、ゲストの話を引き出します。

開催形式オンライン配信(Zoomライブ配信)+アーカイブ配信あり
回数・構成全4回シリーズ/各回60分(対談・講義40分+対話20分)
参加対象医療・福祉・教育・士業などで働く方(女性を主対象)。現場リーダー・管理職・管理職候補のほか、肩書きがなくても現場を回している方、これからその立場になる方も歓迎です
参加費無料(事前申込制)
アーカイブお申し込みいただいた方に、アーカイブ動画を配信します。
ご参加についてカメラ・マイクはオフのままでご参加いただけます。ご質問はチャットでお受けします。当日の様子は録画します
主催株式会社やさしいビジネスラボ(やさしいビジネススクール)
お問い合わせinquiry@yasabi.co.jp

お申し込みの流れ

  1. 申し込みフォームに入力
    1分ほどで完了します。
  2. 視聴URLをメールでお送りします
    全4回とも同じURLです。1通を保存しておいてください。
  3. 当日、Zoomでご参加ください
    アーカイブは開催後にご案内します。

お申し込みは一度きりで完了します。全4回とも同じURLでご参加いただけます。1回だけのご参加でも問題ありません。

主催について

経営学を、現場で使える言葉にする

やさしいビジネススクールは、経営学者・中川功一が学長を務めるオンラインのビジネススクールです。YouTubeチャンネルの登録者は7万人。専門的な経営学を、現場で明日から使える言葉に翻訳することを続けてきました。

このシリーズも、やろうとしていることは同じです。


医療・福祉・教育・士業で、人と向き合って働いている方へ。

役職についたばかりの方。これからなる方。なるかどうか迷っている方。肩書きはないけれど、現場を回している方。育休から戻ってきた方。仕事と子育てを両立している方。どなたでもご参加いただけます。

現場の「もやもや」を、動き出すチカラに変える3ヶ月。

参加費は無料です。お申し込みは1回で、全4回にご参加いただけます。当日ご覧になれない回は、アーカイブでどうぞ。